発見!。ラーメン二郎は実は、自宅で作りやすいラーメンだった!?。
コロナ禍でラーメン店に行く事が殆どなくなり、宅二郎に目覚めました。
こんにちは、ノマドです。
ラーメン店、行ってますか?。行列が出来るお店ほど行きたいけど躊躇してしまう、そんな方多いんじゃないでしょうか。
しかもラーメン店はカウンターのお店が殆どで、
「密です」からね(笑。
というわけで何とか自宅で、できればお店のクオリティーのラーメンを食べられないかと日々考えている訳ですが、一つの回答としては
『宅麺.com』です。
別記事『自宅で店味ラーメン 『宅麺.com』「くり山」「風雲児」「とみ田」つけ麺を試す』でも書いていますので、よろしければそちらもご覧ください。
宅麺でお店のラーメンを販売する店舗の数は、コロナの影響も加わりさらに右肩上がりで、あの『飯田商店』も遂に販売を開始していますよ。
自宅でハイクオリティなラーメン、 もうひとつは自分で作る、ですね。
私は以前から自宅でラーメンを作って来ましたが、時間と手間が掛かるのとお金も結構掛かるので、お店に行けるなら行くに越したことはないと今までは思っていました。が、半熟煮卵の作り方を覚え、チャーシューの作り方を『「つけ麺の元祖」大勝軒に自家製チャーシューの作り方を教わってきた』で学び、タレの作り方を覚え、そして極めつけは製麺所『浅草開花楼』で、いつでも一流ラーメン店クオリティの麺を買えるということを知ってから考えが変わりました。
ラーメンスープを作る⇒ジップロックにいれて冷凍保存、ストックしておく事でなんと、「明日、ラーメン食べたいな」ってな時にチャーシューを調理、ストック(冷蔵庫で数日は日持ち、後は冷凍)し、「浅草開花楼」さんに麺を買いに行き、キャベツ、もやし、ニンニクを買ってしまえば後は20分もあれば、立派な二郎風ラーメンが出来上がってしまうのですね!。
そして気付きました。
あれっ、ラーメン二郎(風)ラーメンって他の種類のラーメンより超簡単に自宅で作れるじゃん。
これは決してラーメン二郎をディスっている訳ではありませんw。スープがラーメンの主役ではない(はず?)ラーメン二郎は、主役である麺、チャーシュー、野菜、ニンニク、アブラ、カラメなど、実は家庭でも簡単に作れるものばかりなんですよ。麺を自宅で作るのはヌードルメーカーでも持っていない限りハードルは高いですが、浅草開花楼さんがノマドのバックに付いているので(笑)、もはや無敵ですね。
さて、という訳で実際に自宅で二郎風ラーメンを作ってみますねー。
『準備』
「浅草開花楼」で麺を買いましょう。浅草開花楼の場所は『こちら』です。
東京に住んでないし簡単に行けないよ、って方はスーパーなどに売っている中華麺の、ラーメン用の麺ではなく。つけ麺用の麺を買うと二郎っぽくなると思いますよ。
たしか、今(2020/7月現在)販売されている麺は3種類。細、中、太。
太はつけ麺用の麺との事ですが、ラーメンに使用しても問題ないとの事です。『六厘舎』のテイクアウトつけ麺の麺と太さ、歯応えが似ている気がします。
5玉600円税込。多くの工程を未だ機械に頼らず手作業で仕上げた麺がこの金額なら激安ですね。
材料はこちら。チャーシュー用の肩ロース肉以外は全てスープ用。二郎のスープは豚系だったかと思いましたが、家庭で豚骨煮込むのはなかなかハードルが高いので、私はいつも鶏と、豚はミンチとかから出汁を取っています。
あと写真にないものは、玉ねぎ、人参、にんにく、長ネギ、しょうが、乾物などなど。玉ねぎ、人参、乾物はなくてもOK。出汁を取る肉も鶏ガラとニンニク、しょうが、長ねぎだけでもOKですし、なんだったら『竹岡式らーめん』みたいにそもそもスープを煮込まずに、焼豚を煮た煮汁をお湯で割っただけのスープを二郎系なら全然アリだと思いますね。二郎は個人的には、「麺と野菜と焼豚をアブラとニンニクで食べる料理」がスープに浸かっているもの、だと思っていますので。
二郎とは何か?といえば、フードポルノってやつですかね。マックとかと同じで、非常に中毒性が高いですよね。
あの歯応えのある太い(?)麺に、大量のアブラやニンニクが絡まり、身体に悪そうだけれどそこへ大量の野菜が載ることによって身体に良いもの、と誤解させてしまう、あるいは自分を騙すための言い訳に使えてしまう、それが二郎。極め付きは全部食べ切るのも大変なくらいの量の焼豚のインパクト。
あー、今日も二郎を食べたい、今すぐ食べたい、とはなっても
あー、今日も二郎のスープが飲みたい、今すぐ飲みたい
とはならないですよね(笑)、たぶん。
話は暴走しましたが、スープの作り方、焼豚の作り方に関しては『浅草開花楼の麺を使って自宅でラーメン』などでも紹介していますよ。
スープが完成。なるべく多めに作って、ジップロックに1杯分ずつ入れて冷凍保存しておくと、食べたい時にすぐに食べられて便利です。
スープを作ると大量の生ごみが発生するので、ごみ捨ての手間はなるべく省きたいところです。
焼豚も完成。弱火で片面ずつ30分煮るところをトロ火にしてしまい、今回はレア&硬めの仕上がりになってしまいました…。
チッ(笑)。
焼豚の煮汁がそのままタレ(かえし)となります。また、「カラメ」にも使います。上部に浮いている豚脂をすくい上げ、のちほど「アブラ」にも使用します。全く無駄がありませんねー。
もやしは400グラム使用しましたが全部丼に乗り切らなかったので300グラム位がベストでしょうか。
キャベツは1/4玉の半分くらい使用。にんにくは包丁でみじん切りに。
さっきの野菜を茹でたらこんなにカサが減りました。
あらかじめ丼にタレを大さじ2杯くらい入れます。最初は少なめで様子を見て、食べてみて味が物足りなければ足して行くのがおすすめです。
スープを入れて。
7分間、かきまぜながら茹でた麺を入れて。浅草開花楼のおじさんが茹で時間は7分と言っていました。
まず野菜第一弾を投入。
からの、焼豚で外堀を埋めます。この焼豚が土台となり、後盛りする野菜が落ちにくくなる訳だ。
宅二朗の完成です。
どうですか、めちゃくちゃ簡単に作れてしまいましたよ。
竹岡式スープなら全工程2時間も掛かりませんし、その2時間も焼豚煮るとかの放置プレイが殆どです。
レッドペパー、ブラックペパー、魚粉をかけて。上空からこんにちは。
左は「ラーメン二郎 神保町店」の野菜、肉マシ。右は宅二郎。
どうです。
作れるんです、作れるんですよ、二郎は家で。
はっきり言って焼豚肉だけで千円位しますんで、お店で食べる方が断然安いです。でも、自宅で作れるという事を知って欲しい。
チャーシュー肉を業務用スーパーとかで買って500円とかに抑え、スープを竹岡式にすれば、限りなくお店の価格に近付けることは可能かと。むしろ、「長蛇の列に並ばなくてもよい」、「1日3食二郎にする事も可能」、そしてコロナ禍では「3密を避けられる」といったメリットだってあるんです。
いつもは美味しいんだけど今回しくじって硬く仕上がった焼豚(笑)。
天地返し。
スープは動物系、魚介系をしようしダブスープなのでむしろ二郎を越えているかも知れません。
自宅で浅草開花楼の麺を食べられるのって、贅沢だなぁ。
この麺とアブラとにんにく、この3点セットだけでも充分に中毒性があり…。
さっき食べたばかりなのにどうしても食べたくなって、数時間後にまた宅二郎を作ってしまいました(笑)。
こちらはチャーシュー肉を豚の代わりに牛ブロック肉にしたもの。ホリエモンプロデュース『wagyujiro』からヒントを得ましたが、牛チャーシューは普通に美味しいですよ。ご飯にも合います。アメリカ産肉ならむしろ豚ブロック肉より安かったし。
さて、という訳で今回は、宅二郎のおすすめについて記載させていただきました。これ、マジでお勧めです。
ラーメン作りは家庭レベルでよければぜんぜん難しくないですし、分量も目分量にしてもそれはそれで毎回違う味を楽しめますよ。
「ノマドの窓」、サイトトップページは『こちら』です。暇つぶしに書いている、ただのブログになります。