新宿 隠れた老舗焼肉名店『長春館』(ちょうしゅんかん)
昭和29年創業、隠れた老舗焼肉名店『長春館(ちょうしゅんかん』さんのご紹介です。
今回は東京は新宿、隠れた名店、老舗焼肉屋『長春館』さんのご紹介です。
『長春館』(ちょうしゅんかん)
創業1954年(昭和29年)、今や平成も終わろうとしている中、今の方達だと想像も付かない時代からお店は続いています。
1945年、第二次世界大戦が終結してから僅か9年後です。創業当初はテーブル席が僅か4席程の小さなお店でしたが運転手の間で評判が広がり、行列店になって行ったそうです。なんでも、日本で2番目に古い焼肉屋だそうで、そんなの全然知りませんでしたよ(笑。
今現在は3階建てにまでなり、席数は124席にまでなっております。
元旦以外全て営業、というのもお客さんのニーズがそうさせたのでしょうか。
『長春館、肉へのこだわり』
東京食肉市場の仲卸業者から直接肉を買い占めている、との事です。これによって仲介業者を介入する事による余計なマージンを発生させずに仕入れ値を下げているとの事。
また、肉を切る時は「肉の目」(筋の事かな?)を意識して常に角度を意識しながら手切りしているとの事。これをしないと肉を焼いた時に硬くなってしまったりするらしいです。
職人さんが丁寧に仕込みをされているから肉が柔らかいんですね。
『お店の場所』
お店の場所は『こちら』。
場所はざっくり、新宿2丁目交差点付近です。
お店の場所が新宿三丁目なので、特に新宿に遊びに出て来た若い方達や外国人観光客は歌舞伎町方面へ流れる為、そこまで知られていないのでは無いかと思います。
そもそも外国人観光客達は「食べログ」とか知らないですし、日本人で食べログ検索でお店を探す方でも、点数高い中から多分新宿駅から近いお店を選びますよね。
そんなロケーションの中、お店が永らく続くには必ず理由がありますよね。基本的に品質やサービスの質の低いお店は永らく存続はしませんよね。
『お店の外観』
大抵は数組、並んで待っているので事前に予約するか、飛び込みの場合は並ぶ前に必ずお店に入り、カウンターの上にある台帳に名前を記入します。私は以前記帳せず並んでしまい後から来られたお客さんに順番を抜かされてしまった事がありますので(汗。
尚、ベンチが3つ程ありますので6〜9人位は座って待つ事が出来ます。
『店内風景』
お酒飲んで肉に夢中になるあまり毎回撮影し忘れてしまいます(汗。ウッドと黒を基調とした落ち着いた内装で、スポット照明な為、間接照明的な程よい明るさとなっています。テーブルも広めで大事な方とのお食事にもぴったり、3フロアありますが個室はありません。
テーブルの中央、七輪の真上に煙吸引ダクトがあり、4人掛けテーブルに座った場合対角線上に座った人の顔が見えません(笑。
ムンチュ、550円↑。サラダもありますが個人的にこちらお勧めです。焼肉を食べる前の胃袋のスターターに。
上タン塩↑。この分厚さ大きさで2500円、しかも税込です。割と高めのお店でもレモンじゃなくレモン風タレが出て来るところがありますがレ、モ、ン、です。
タン塩↑、1450円。この量で1人前ですよ。
和牛フィレ、3100円↑。滅茶苦茶柔らかいです。美味し過ぎていきなりステーキが食べられなくなってしまいそうです(汗。
こちら↑は確か黒毛和牛中落ちカルビ、1800円。黒毛和牛塊肉が1800円。厚みがあって最高です。
白菜キムチ、550円はもちろん本場韓国系、しっかりにんにく、しっかり唐辛子↑。ご飯に合います。
これは確かカルビ↑、1150円かな?。
こちらは確か和牛ピリカラカルビ、1550円↑。ボリューム、厚みバッチリですね。
こちらが牛すじ煮込み↑。
その時々によって別メニュー、お勧めメニュー的な存在もございます。ユッケはありませんが和牛たたき、2200円などもございますよー。
写真は無いですが冷麺もお勧めです。
『一人焼肉がランチでもディナーでも可能』
長春館は一人焼肉可能店舗でもあります。ほぼ、一人客専用のコの字カウンターがあり、一人客はそちらへ通されます。焼肉屋で一人でテーブル席では何か申し訳無く、嬉しい限りですよね。
↑写真は1番人気ランチメニュー「焼肉弁当」、1000円。その他にも沢山、ランチメニューがあります。
さてわという訳で今回は『長春館』さんのご紹介でした。
今回私がご紹介しましたメニューはごくごく一部のメニューです。
どうもご馳走様でした。
『ノマドの窓』サイトトップページは『こちら』です。関連記事も『こちら』です。宜しくお願い致します。