TRYラーメン大賞2017年2冠王『中華そば しば田』(仙川)
今回は体が内側から喜ぶラーメンを頂けます『中華そば しば田』さんのご紹介です。
こんにちはノマドです。
今回は頭一つ抜きん出た絶品醤油らーめんを提供します『中華そば しば田』さんのご紹介です。
※2020/10月現在、なんとこちら「しば田」さんも「宅麺.com」で取り扱いを開始した模様です。
『中華そば しば田さんのスープのこだわり』
昨今、ラーメン店で使用されている食材は今やどこの有名店でも高級素材志向が加速しておりますが基本乾物系と動物系スープを合わせるみたいな、組み合わせに大きな違いが無いのでやはり出来上がって来るものはどうしても似てきます。
でもしば田さんは別格に美味しい。
それは何故なのか調べたところ、しば田さんの醤油ラーメンのスープは「店主自らが青森から仕入れて来た鴨のガラ。出汁がよく取れる肉の部分、ネックと、上質な脂をよく含んだぼんじりの部分」、「会津地鶏の丸鶏、名古屋コーチン丸鶏等、その時により使う材料を変える」、「羅臼昆布」、「大量のハマグリ」がポイントのようです。
原価は掛かるがどうにか頑張っている、のだそうです。
ちなみにかの有名店『九段 斑鳩』さんの開店当初の原価率が開店当時50%超え!(現在は同じ食材で30%に収める事に成功しているそう)、『Japanese Soba Noodles 蔦』さんは何と50%との事です!。
しば田さんのラーメンのスープを飲んでいて『蔦』さんのトリュフオイルのような味?、お酒を飲んで酔っ払って行く時のような感覚?、を感じましたが、勿論使用している食材それぞれの旨みの相乗効果の所為もあるでしょうが、鴨出汁が、他の素材に比べて旨味が舌の上に滞留する時間が長いらしく、多分そちらの影響が最も大きいんじゃないでしょうか。
『お店の場所、アクセス』
お店の場所は『こちら』。
京王線の仙川(せんがわ)駅から徒歩15分位です。
結構早歩きで12分掛かりました↓
歩くと、想像以上に遠いのと、お店まで目印らしい目印が無いので地図アプリと睨めっこになるでしょう。
バス停がちょうどお店のすぐ近くにあるので歩きたくない方はバスで。仙川駅駅前発着のバス停からは残念ながら、しば田さん付近に向かうバスが出ていないので『こちらのバス停』から成城学園前駅西口行きに乗って「若葉町2丁目」で降りてください。
いやまてよ、て事は成城学園前駅まで電車で行って、そこからバスに乗ればいいじゃん?。
と言うことで、『中華そば しば田』の最寄り駅は成城学園前駅、になりました(笑)。まぁ実際には小田急バス、停留所が多くなかなか目的地に辿り着かない、ってな一面もありますが。
成城学園前駅西口から、成04「調布駅南口行き」成05「狛江駅北口行き」成04「狛江営業所行き」のいづれかに乗り、「若葉台二丁目」で降りれば丁度しば田さんの真向かいです。
『待ち状況など』
平日、14時に訪問。先客は4名。お店の外で待ち、お店の方に呼ばれたら店内に入るシステム。
席数がカウンター8席なので、沢山のお客さんが並んでいたらなかなか待つと思います。
並んでいるとラーメンを食べ終えたお客さんが少しずつ出て来ますが、出て来たお客さんの1人が再び行列に。そこまでする勇気があるなら店内で2枚食券買っちゃえよ(笑)。
『メニュー』
しば田さんのメニューは麺類3種、炊き込みご飯。後はチャーシュー、味玉トッピング。
中華そば、煮干しそば、つけ麺(スープは中華そばのスープか煮干しそばのスープを選べる)。
『実食 チャーシュー味玉中華そば』
しば田さんのラーメン、デフォルトでもチャーシューが3枚載っており、そちらでも充分なのですが、チャーシュー麺にするとチャーシューが更に3枚?増えます。
トッピングはチャーシュー、味玉、メンマ、白葱、貝割れ大根。
スープを一口。
「う、旨いです」。これがとにかく旨いです、旨いんです。
旨みの余韻がずっと残るスープです。鴨オイルに風味があって、飲んで行くと何故か酔っ払って来たような感覚が。
鴨オイルって、巣鴨のミシュラン掲載店舗『蔦』さんのトリュフオイルのような上品さがありますね。
後々調べて行くと鴨+蛤(+α)スープを以前から提供していたラーメン店は『不如帰』さんのようで、今度そちらにも伺いたいと思います。
麺は細めのストレート麺「三河製麺所」で歯ごたえもしっかり、パッキパキ。細い粒粒があってまるで蕎麦のようです。
伸びるのは早いです。なので麺の歯ごたえを楽しみたいなら本当はチャーシュー麺じゃない方が良いです。チャーシュー食べている間にどんどん伸びて行ってしまいます。
チャーシューはローストビーフと言った感じで非常にレア。しっかりとペッパーで味付けされています。もたれる感じもありません。ローストビーフと言われて目をつぶって食べたら私は気付かないかも。
味玉は丁度良い半熟具合。
『実食 チャーシュー味玉煮干しそば』
しば田さんでは殆どのお客さんが『中華そば』を注文される、との事でしたのでアレでしたが、やはり1度は食してみたく注文。
煮干しは既に『中華そばや 伊藤』『中華ソバ伊吹』等いくつも名店があり、煮干しを強めに使う限り多分新しい味は生まれないと個人的には思っています。
いざ頂いてみると「美味しい煮干しラーメン」でした。苦味はあまり無く、どちらかと言えば甘さの方が目立っていました、優しい味。スープは透明で、白醤油を使用されているんでしょうか。
十分に美味しい煮干しラーメンです。煮干ラーには堪らないでしょう。
しば田さんの煮干しラーメンを食べて私が確信したのは今後、『中華そば しば田』さんに伺ったら必ず『中華そば』を注文する、事ですかね。
さて、と言う訳で今回は仙川にて絶品スープの醤油ラーメンを頂ける『中華そば しば田』さんのご紹介でした。
ご馳走様でした。
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