支那そばや暖簾分け 『麺処 ら塾』 藤沢
『支那そばや』の暖簾分け店舗『麺処 ら塾』(藤沢)さんのご紹介です。
今回は「支那そばや」暖簾分け店舗の『麺処 ら塾』(神奈川県藤沢市)さんのご紹介です。
『麺処 ら塾』
「麺処 ら塾」の店主は「支那そば屋 鵠沼本店」で故佐野実氏の右腕として活躍されていた方との事です。
支那そば屋の暖簾分け店舗の特徴として、ブラッシュアップをするよりまず第1に「支那そば屋」の味を守る。看板背負っている以上クオリティは絶対に下げない」風潮があります。
だから「らぁ麺 すぎ本」に行っても「支那そば屋 こうや」に行っても、店主が佐野実氏から直接調理指導を受けた「ラー麺専門店 こしがや」に行こうが皆プライドを持たれて営業されており、『支那そば屋』より美味しくはなっても、決して不味くはならない安定感がある印象です。
別記事『支那そばや 本店』にも書いていますが支那そば屋は絶対に塩ラーメンがおススメです。
完全に個人的意見ですが醤油にしてしまうと繊細なスープの旨味が全部醤油の奥に隠れちゃうんですよね。
『お店の場所』
お店の場所は『こちら』です。
JR、小田急藤沢駅南口から各150メートルくらい、徒歩2分くらいです。
もしかしてこの黒色の大きな建物は、ら塾さん店主のご自宅?。
入り口正面から。
もちろん今日も支那そば屋なんでノマドは「塩ラーメン」を楽しみにして来たのですがなにせ自宅から非常に遠い藤沢、少しの間来ていないうちにルールができていました。
新たに始めた「味噌ラーメン」が月、木、土。
「塩ラーメン」は火、金、日のみの提供。
「ラーメン」(醤油ラーメン)はどの曜日も提供どの事。
藤沢まで来て塩ラーメンたべれないの…。
予測していなかった事態に即反応できず醤油、味噌でしばらく券売機の前で固まると、そのノマドに驚きを隠せない女将さん。
味噌ラーメン始めたばかりだったのか、お店のお客さんの大半が味噌ラーメンを注文していたのです(笑)。味噌ラーメンをしばらく観察すると上に野菜がたっぷり乗っています。
『野菜食べたければ北口に餃子の王将だってある。俺は支那そば屋の塩ラーメンを食べに来たんだ!』。
と言う訳で「醤油ラーメン」980円!!!を購入。正直、えらく値段高も安い上がってるなぁとは思ったんですが利益追求主義の店主とは思っていないので値段は仕方ないです。ただ…↓。
大きなお鍋の中で丼を温めています。
写真がブレているように、店主は倍速の動きで次々と仕事をこなして行きます。まだ始めたばかりだからか味噌ラーメンに特に時間を奪われたいるように見えました。
ラーメンの到着です。
ラーメン、980円なんですけどチャーシューは1枚、特に分厚くもそこまで大きくもないです。
支那そば屋のいつものコシのある細麺。
こうなったら意地でも醤油の後ろに隠れている高級食材たちを舌で感じ取ってみせる!。スープを一口、二口。
スープを三口、四口。
もちろん普通に十分美味しいのですが名古屋コーチン丸鶏ガラとか天然一等級羅臼昆布とか本枯節、感じ取れなかったです。「塩ラーメン」だと抜群に美味しいのですが…。
そろそろ新旧交代なのか、『ソラノイロ ニッポン』の「天草大王中華そば」(830円)に味で完全に負けていると思ってしまいました。
完飲完食。
郊外の立地のお店で値段を上げ、食材の量は逆に減少傾向に、原価率は上がり、その他ご事情で仕方ないのかも知れませんが、この流れは良くないんじゃないかと思ったのはノマドだけでしょうか。
値段を上げるけどチャーシューたっぷり、とか、値段据え置きだけど気持ち具材減らしてます、か、どっちかでしょ?。
現にノマドは次に支那そば屋のラーメンを食べたくなったら「支那そば こうや」か「ラー麺専門店 こしがや」、まだ未訪問ですが口コミで評判の鶴ヶ峰「支那そばや」に行こう、と思っています。ラーメンファンは結構見ていますよ(笑)。
佐野実氏も天国から見ているかも。
ご馳走さまでした。
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お店で実際に使用しているのスープ、麺、具材。『宅麺』