独自路線 塩つけ麺『啜磨専科(すすりませんか)』 上大岡
今まで食べた事の無いテイストのつけ麺『啜磨専科(すすりませんか)』(上大岡)さんのご紹介です。
今回は今まで私が味わった事の無いテイストの、つけ麺屋さんを発見しましたのでご紹介いたします。
『啜磨専科』
すすりませんか、と読むみたいです。あて字ですね。
お店の場所は『こちら』。
京急上大岡駅(神奈川県)から10分程度歩きます。私はタバコは吸いませんが店舗近くにタバコ屋があり、そちらで喫煙が可能です。
平日、開店10分後程度、待ちのお客さんは4人くらい↑。なかなかアーティスティックなネオ和風?な外観です。
『メニューなど』
券売機は店外にあります↑。
限定らーめん『正油コンソメ油ソバ』が大きく打ち出されています↑。
ノマドは油そば食べた事が無いんですがお腹一杯になるんですかね?、何か損したような気分になりそうで避けて来ているのですが。
まぁこちらのメニューは何度か訪問している常連さんが頼むんでしょうね。
看板メニューの「ザ・しおつけめん」に関してはよほど自信がおありなのでしょう、冬真っ只中なのに「温かいスープ」と「冷たいスープ」がありますね。もう少し温かくなったらぜひ「冷たいスープ」も試してみたいところ。
私は初見なので先ずは「ザ・しおつけめん 温スープ」を選択。
同行の方は正油つけめん、麺大盛り、を選択。
『お茶が美味しい』
店内写真は有りませんが空間自体は広くはありません。カウンターのみ7席、厨房もコンパクトです。
卓上には自家製昆布酢、すりごま、ブラックペッパーがあります。
先ず最初に驚いたのがお茶↑。鉄観音風味のそのお茶の味が、一蘭で1杯確か250円位で提供されている『脂解美茶』にそっくりな事。
いやむしろ、こちらの方が美味しいかな。
個人的には脂解美茶、好きなんですよ。しかも無料とくればもうガブ飲みです(笑。
一蘭も昔は脂解美茶を鉄グラスで提供していましたが今はペットボトルで出てきます、1杯250円も取っておいて超手抜きです…この横着もんがーっ、いかんばい。
『ザ・しおつけ麺』(温かいスープ)
いざ、着丼です↑。
具はねぎ、海苔、シナチク、スープの中にチャーシュー、あと名前は分かりませんが漫画『ドカベン』の岩鬼(いわき)がくわえているような葉っぱと茎が一本(笑)。
スープは黄金色に輝いています↑。あまり見掛けないつけ麺スープですね。
写真では分かりにくいですがなんと、麺が入っている丼の底から1センチちょっと位、汁が入っています↑。
試しに飲んでみると、櫃まぶしに付いて来るお出汁位の薄い和風出汁。出汁をあっちにもこっちにも正に『出し惜しみしません』ね、はいすみません。
多分、麺にも出汁が染み込む事によって旨みの重層感が得られる事を目的とされているのではないかと思われます。
麺は中太より少し細いくらいでやや縮れているかな。ツルツルとしていてどんどん食べ進める事が出来ます。同席した方は割と食べる方で、大盛りでもちょっと足りなかったとの事なので、大食漢の方は最後にライスを頼んでスープに投入し、おじやにしても良いですね。
『尖ったつけ汁』
最初の一口、えっそうなの。想像していたものと180度違う。
こちらのお店のつけ汁は完全にグルタミン酸寄り、いや、グルタミン酸の塊です。
新しい。
イメージ的には『サッポロらーめん塩味』って感じ。勿論それの上位互換バージョンです。
途中自家製昆布酢や胡椒、胡麻で変化を付けます。お酢も自家製だったり昆布の旨みが加わったりで投入するといい仕事しますねー。
途中で飲む美味しいお茶も無料で飲めて最高です。販売していたら買って帰りたいくらい。
割スープもあった言う間に完飲。
なるほど、後で思いましたが、麺に和風出汁のイノシン酸が染み込んで、漬け汁の強烈なグルタミンとリアルタイムに融合し、旨みの核分裂が起こる、そういう仕組みなのかも知れませんね、凄い。
さて、と言う訳で今回は『啜磨専科』さんのご紹介でした。
またお伺いさせて頂きます。ご馳走様でした。
『後日再訪』
後日念願の再訪。実はあまりに美味しくて翌日再訪するも定休日で日を改めて訪問。この日は限定麺が前回の『正油コンソメ油ソバ』から『塩コンソメつけ麺』になっていました↑。通常のつけ麺との違いをお店の方に伺うと「スープから違う」との事でしたので興味が沸きこちらを注文。
『塩コンソメつけ麺』
麺がお出汁に漬かっている点は各つけ麺共通のようです↑。チャーシューが牛、豚の2種類ですね。麺にはパセリ?がふり掛けられていたり、ブロッコリーが添えてあったりと洋風な仕上がりに。
中央には飴色玉ねぎが↑。
つけ汁の中にはマッシュルームとフライドオニオン(多分)↑。脇役達がより一層風味を増しますね。
食べてからだいぶ日にちが経っていて少し記憶が薄れていますが、こちらもかなり美味しかったです。
ご馳走様でした。
『ノマドの窓』サイトトップページは『こちら』。関連記事も『こちら』です。宜しくお願いします。