A5ランク和牛のサシ肉のみ使用。料理、タレに化学調味料不使用の焼肉店 『金山商店』 神田
A5ランクの和牛のサシ肉にこだわり、料理、タレには化学調味料を使用しない『金山商店』さんのご紹介です。
こんにちは、ノマドです。
今回はA5和牛にこだわり、料理、タレに化学調味料不使用の焼肉店『金山商店』さんのご紹介です。
『金山商店』
金山商店は『正泰苑』(しょうたいえん)の元総料理長が2011年に神田に立ち上げたお店との事。荒川にある『正泰苑 総本店』には実は以前から目を付けていたのですがノマドはまだ行けていませんでした。その後2017年7月12日には東京、日本橋にも2号店をオープン。
金山商店の正肉は原田畜産食品株式会社さん、ホルモン系は沓川商店さんより直接仕入れており、正真正銘の芝浦直送との事。
さらにこちらのお店、お肉を部位ごとに仕入れているとの事。どんなに優れた牛でも部位全てが完璧な牛はなく、だから部位ごとに良いお肉を選択して仕入れているそう。
また、炭にまでこだわり、火力、火持ちに優れた土佐の備長炭を使用。ノマドは炭ってどれも同じだと思っていたので目から鱗です。
『お店の場所』
お店の場所は『こちら』です。
こちらのお店は神田店の他に『日本橋店』もあります。
モノトーン、特にグレー色でまとめられた外観はありそうでない焼肉店の外観ですね。黒はよくあるんですけどね。
土佐の備長炭を使用した七輪です。事前にその情報があると「このお店はねぇ、土佐の備長炭を使用してるんだよ」と通ぶれますね(笑)。
場所が場所だからか店内も座席もコンパクト。それは良いのですが向かいの人との距離が近く、ノマドの短い足でも相手の足と(ひざとひざが当たります)当たってしまうのは少しだけ辛かったです。
箸置きも炭仕様でしたが箸に炭は付かなかったような気が。こういうのお洒落ですね。
厚切り上タン(1人前4枚、1200円)。
こちらは塩上カルビ1320円(1人前4枚、税抜き)です。やはり安いです。てか男2人なのにチビチビ頼んでいてすみません(笑)。
オールサシ肉なら少しずつなのかなと思いまして。
写真では分かりませんがサシがあるのでよく焼けます。
こちらのお店、しんしん厚切りステーキ(100グラム1500円〜、赤身ストーン(1人前4片、1250円、やきすき上もも(1人前4枚1320円)、厚切り上タン塩(1人前4片1250円)などなど、魅力的なメニュー全てが最高グレードの肉質でかつリーズナブルです。
チビチビ焼いてます(笑)。
こちら『金山商店』名物「リブ芯カーテン8秒焼き」(1枚750円、2枚より注文可)。
サッと炙ってパッと食べる、とろける美味しさです。こちらはぽん酢ではなく自家製のつゆで頂きます。
お肉はA5ランクの「さし」肉(霜降り度が最上級値の10〜12のもの)のみを鮮度が落ちない様に部位ごとの塊で仕入れ、店内で素早く捌いているとの事です。また、肉は厚切りなら良いと言うわけではなく、薄い方がベストなお肉は薄く切って提供するそう。
写真はありませんがタレにもこだわり、部位ごとに仕込んだ自家製タレで化学調味料は不使用。
さぁ本日のメインディッシュ、『しんしん厚切りステーキ』です。写真でたぶん200~250グラムぐらいでしょうか。しんしんとは、もも部位の「しんたま」という部位のさらに一部分しか取らないというオーダーカットとなり、通常購入しようとすると値段が跳ね上がるお肉になるそうです。
そのしんしんステーキさえ100グラム1500円とは
It’s amazing!
ちなみに関西では「しんしん」は「まるしん」と呼びます。関西で「まるちょう」(牛の小腸を裂かずに丸い筒状のまま焼いて食べる)も関東圏ではコプチャンと呼ぶのですかね。
これはもう、タレすら要らないんじゃないでしょうか。塩かわさびだけでも十分でしょう。
いやぁ、A5サシ和牛のみでかつリーズナブルとは。サシ肉オンリーなのが逆にガッツリ食べに行くのとはまた違い、友人と語らいながら美味しいお酒を飲みつつ色んな部位のお肉を少しずつ楽しめて良かったです。
常連が必ず注文するというホタテとうずらの磯部揚げ(1本220円、2本~)、評判の自家製「昭和プリン」380円、低温調理したモモ肉のユッケ(カスタム「手巻き風」1500円、ノーマル1200円)、トマトナムル(400円)、牛と鶏を13時間かけて旨味を引き出したテールスープ(白「塩味」、赤「辛いスープ」各850円)などなどまだまだ未開拓なメニューが盛りだくさんなので次回はそちらも注文させて頂きます。ご馳走さまでした。
さて、と言う訳で今回は『金山商店』(神田店)さんのご紹介でした。
『ノマドの窓』、サイトトップページは『こちら』です。宜しくお願いいたします。