刀の斬れ味は健在 『麺屋武蔵』 新宿総本店
ダブルスープの源流、『麺屋 武蔵』新宿本店のご紹介です。
今回はラーメンスープに高級節類を使用した先駆者、『麺屋武蔵』さんのご紹介です。
『麺屋 武蔵』
麺屋武蔵初代店主、山田雄氏はもともとはアパレル業界に携わっていた方。その後自社ブランドを立ち上げて年商27億円を売る。
バブル崩壊後、東京自身が設立したアパレル会社のブランド経営に見切りを付け、単身ラーメン業界へ。独学にて修行を重ね、1996年5月14日、東京青山に『麺屋武蔵 青山(せいざん)』をオープン。『武蔵』の由来は剣豪宮本武蔵の「万事において我に師匠なし」を自認する山田氏の命名。
当時はまだお洒落なラーメン店は少なく、スタイリッシュな店内、BGMはジャズを流すなど、色々と話題になったとの事。その後2009年2月11日に神田に移転。『麺屋武蔵 神山(かんざん)』として開店、1998年5月15日には新宿に『麺屋武蔵 新宿総本店』を開店の後2019年3月現在全15店舗が運営されている。
麺屋武蔵の特徴の一つに、店舗ごとに味が違う、同じ物は出さない事。なのでノマドのように一度武蔵にハマったら最低15回は食べたくなると言う事です(笑)。
『お店の場所』
お店の場所は『こちら』です。
JR新宿駅西口から徒歩1分との事ですがノマドは5分は歩いている気がします。
この辺り、西新宿エリアはラーメン店だらけです。
お洒落、というか私には「古臭い」と見える和の装飾も外国人から見たらエキゾチック、となるのでしょう。
並盛り、中盛り、大盛り、特盛り(200g〜1kg)まで同料金、スープお代わり可、これは小食の人間には不利な設定です。
落ち着いた内装、綺麗なカウンター、BGMのジャズ、間接照明など今ではラーメン店でも当たり前の光景になっていますね。武蔵さんは店内にも行列、しかもスタンディングで、店内に充満する出汁の旨そうな香りが食欲をかき立てます。
武蔵生七味、昆布酢といった味変アイテムもワンランク上の素材で提供。
角煮つけ麺(950円)に海苔トッピング(100円)を購入。まずは海苔が提供されます。海苔トッピングと味玉トッピングが同じ料金なので毎回微妙な感じですが個人的には海苔は外せません。
ツルツルのストレート麺。ホロホロの角煮。当初は角煮じゃなかったと思うんですがいつからか角煮になっていますね。
つけ汁が結構濃厚で、ノマドは割と早い段階で割りスープを少し入れて薄めます。
箸休めのメンマ。新鮮、シャキシャキのねぎ。
スープの中からチャーシューが出現。
最後は卓上に置いてある割りスープをたっぷり入れてグビグビ行きます。
新宿総本店はサンマ節を止めててからこれといった特徴は無くなってしまいましたが、上質な素材を丁寧に調理した料理を、快適な空間、良い接客を受けながら頂けると言う心地良さがまたリピートしてしまう最大の理由なんじゃないかと思います。数ある麺屋武蔵の中でも最もスタンダードなお店ですね。
『営業時間など』
11:00〜22:30(LO22:30)
さて、という訳で今回は『麺屋武蔵 新宿総本店』をご紹介させて頂きました。
有難うございました。
『ノマドの窓』、サイトトップページは『こちら』です。宜しくお願いいたします。