『中華蕎麦 にし乃』本郷三丁目 2018年話題の新店
今話題の『中華蕎麦にし乃』さんの正直レビューです。
今回は本郷三丁目、『中華そば にし乃』さんにやっとお伺いする事が出来たのでレビューさせて頂きます。
『中華そばにし乃』(本郷三丁目)
平日の開店直後↑、退出後でそれぞれ10~15人待ち位でした。ラーメン自体の量が控え目なので回転率は悪くないのでは?。
ちなみに開店30分前は1人待ちでした。開店直前に急にお客さんが押しかけるようです。
色から察するに向かって左側が動物系+乾物系出汁、右側が貝類(アサリ)出汁でしょうか。↑
こちらの店舗のスープの特徴はこの2つのスープを提供直前に混ぜ合わせる(化学調味料も不使用)、とのこと。
また、にし乃さんの店長さんが以前切り盛りされていた『らぁめん小池』(上北沢)は、ミシュランガイド2018年のビブルグマン部門掲載店に選ばれた店舗との事です。
実は私、だいぶ昔に小池さんに訪問しているのですが味の記憶がありません。「優しい味だったな」くらいな感じ。
ラーメンの方向性をAとBの2方向のみで表すなら、Aの10が『らーめん二郎』でBの10が『らぁ麺小池』『中華そば にし乃』といったところかと思います(非常に分かりにくい例えですみません)。なので『らーめん二郎』が心の底から大好きだ、そんな方が『中華そば にし乃』のラーメンを食べると拍子抜けしちゃう可能性があります(笑。
「これ、味しないんだけど調味料入れ忘れてないかな?」とか。
ですので、にし乃さんへ行かれる方はご自身の趣向がAに近いのか、それともBなのか、AもBも全て美味しい頂けるオールマイティなのか、を鑑みてから行かれると良いかと思われます。
カウンター上のインフォメーションには食べ方についてのアドバイスが色々と書かれてあります。↑
裏面にも記載があります。
要約しますと「ばくばく食べ急がないで、素材の味を楽しみながらゆっくりと味わっていいよ、と書いてあります(笑)。
ではお言葉に甘えまして、ゆっくりと食させて頂きますか。
中華そば、皿わんたん(2個バージョン)、味付き替え玉、を注文。
『中華そば』は基本塩味で、他には『醤油そば』『山椒そば』とトッピング、替え玉、ご飯物があるのみ。
メニューはいたってシンプルです。
美しいビジュアルのラーメンですね。そういえば店長さんもどことなく「閉店ガラガラ」の岡田似の?若いイケメンさんです。
一見すかしたイケメンのように見えて実はアイドルオタクとの事で、店名の『にし乃』は某アイドルグループから使ったとの事です(笑)。少しほっとしますね。
チャーシューが少ないように見えますが実は縦にたっぷりと積まれています。ビジュアルにこだわった(写真映え。チャーシューで覆われてしまうと綺麗なスープが隠れてしまう)からでしょう。外側固め、中はレアなチャーシュー自体の食感は池尻大橋『八雲』に近いでしょうか。
スープを一口、優しいお味。アサリ感が前面に出る訳でも、その他食材が前面に出るでもなく、全てがバランスが取れている、そんなスープですね。あまり余計なものを足していない、最近流行りの?「引き算のスープ」かな。
スープも『八雲』を思わせる感じのお味がするような気がしますが、でもやはり八雲とはまた違うお味。『中華そば しば田』さんもそうですが、貝類の出汁を使うと、ずっと煮干しだ、豚骨だ、とラーメンを食べ続けているフリークにとっては、少し新鮮な感じがしますかね。
麺も歯応えがあって美味しいです。
皮の大きな皿わんたんは具もたっぷり↑。別皿提供で、2個Ver以外にも2~6個Verまであったと思います↑。
わんたんを一緒に注文される方が多かったですね。
説明書きの通りお酢で食べたり、ラーメンに入れたりと色々試してみました。皮はつるつる、お肉もたっぷりでジューシー、大変美味しいです。
個人的にはわんたんをポン酢に漬けて白ご飯(ご飯ものは「炊き込みご飯」のみ取り扱い)と一緒に食べたいところ。
替え玉は先ずはもともと入れてある魚粉やお出汁と良く混ぜ合わせて先ずはそのまま食べます。
和え麺ですね↑。この状態でも充分美味しく、全部食べ切ってしまいそうです(笑)。
途中から残ったラーメンスープの中に投入すると、スープの味が変わりました。少し主張の強いスープへと変化します。よく計算されています。
最初に提供された時のスープと、スープの色が全然違いますね↑。
さて、と言う訳で今回は、2018年オープン話題のお店、『中華蕎麦 にし乃』(本郷三丁目)さんのご紹介でした。
こちらのお店は多分、今後もお客さんと共にメニューその他進化を重ねて行くと私は思いますので目が離せないお店の1つです。
ご馳走様でした。
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